「なげいれ」のセミナーを開催

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六本木一丁目にある泉ガーデンコンファレスセンターでセミナーを開催しました。

セミナーのタイトルは「なげいれの魅力~花はメディア~」
メディア=媒体ですが、花は何をするための媒体かというと、自分を見つめるための媒体なのです。

デモンストレーションでは「なげいれ」は決して難しいものではなく、誰でも気軽に楽しめるということを見てもらいました。

また、気持ちを受け止めてくれる花の選びかたのヒントもお伝えしました。

セミナーに参加くださった皆さま、ありがとうございます。

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カラーの法則

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          大田市場の仲卸のスタッフから聞いた話。

カラーはひとつの球根から3本の茎が伸びるが、 なぜだか必ず3本のうち1本の花が変形してしまうとのこと。

よくあるのは花びらが2枚になって、そのうち1枚が葉っぱのように伸びてしまう。左側の写真がそうだ。右側が店頭でおなじみのカラー。

変形したカラーは出荷前に選別されて市場に出ることはあまりない。けれども造形的に面白いので、ごくたまにリーフカラーという名前でお目見えする。

個性のある花は、なげいれに最適なので市場で見つけると飛びついて仕入れてしまう。

ほとんどが選別破棄されるリーフカラーが当たり前のように店頭に並べられて、花屋さんが「こういうの好きなお客もいるんだよね」と笑って商売ができるといいのにと思う。

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なげいれは決断

なげいれでは一本の枝を丸ごと全部使わない。はじめに、一本の枝のどの部分を切り取って見せるかを決める。そして、はさみで使わない枝を断ち切る。

決めて断つから決断。昔の人は上手く言葉を創ったものと改めて思う。

「決断」の面白いところは決めて選び取ったほうではなくて、断ち切ったほうに焦点が当たっていること。断ち切るほうの重要性を前面に出した言葉だ。

選ばなかったほうに囚われていては、迷い悩んだ末に選び取ったほうもダメなる。

なげいれに話を戻そう。ここ、と決断して、見せる枝を切り取る。そうしたら残した枝を忘れること。選んだ部分を最高に見せるためにひたすら次の段取りに進む。

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花はメディア 桜

実家のある神戸にいます。今日は雨、桜のフィナーレが始まりした。

花はメディア(媒体)ということが、いちばんよく解かるのが桜の花です。日本人にとって桜の花は記憶を呼び起こすメディアなのです。

ひとりひとりが毎年の桜に人生を重ね合わます。まさに、

さまざまのこと思い出す桜かな(芭蕉)

です。

今年の長澤は、

見限りし故郷の桜咲きにけり(一茶)

の心境です。

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継目の花

様々な本で「継目」は日本文化において重要な役目を果たすと論じられている。

ふと、思った。

花の世界観を探る私にとって「天花・地花」「生花・死花」「男花・女花」「実花・虚花」では割り切れない継目の花の存在を求めるというライフワークのプロローグとなるのではと。

継目と言えば過去と未来のあいだの現在につきる。「過花・来花」を繋ぐ瞬間の儚さと力強さを持ち合わせた、今ここの臨場感を語る花こそが究極の継目の花だ。

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「なげいれ」は編集

なげいれは編集です。編集といっても広い意味で、例えば人と話をする時にも頭の中の情報を編集してしゃべっているということです。

まず、花を選ぶ。次に花器を選ぶ。これで、なげいれの二大要素がそろいました。

さらに花のどの部分を選んで見せるかを決めます。つまり、主役にしたい花や枝の部分を切るのです。

そして、ワキとなる草花(ときには異素材)をどう配置していくかを決めます。大事なことはワキの花は主役を際立たせることです。

最後に全体の流れやバランスを調整します。

どうですか? 簡単でしょう。

ぜひ、やってみてください。

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"イメージをマネージする"

昨年の秋から編集学校のウェブセミナーを受講している。ここでいう編集とは広い意味の編集で、例えば話をするときも頭のなかにある情報を編集してしゃべっているということ。その編集学校のキャッチコピーが、

"イメージをマネージする"

これって、花を楽しむことにも通じる。

例えば「なげいれ」を場合を考えてみると、目の前にある花と器を見て、匂って、触って得た情報と頭の中にある感情や記憶が混ざり合う。そうしてイメージを作りあげる。

さらにイメージを編集=マネージして、その編集したイメージを頭の外に出したものが「なげいれ」となる。

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新しい命のチカラ

Coco_080223 「ベストフラワーアレンジメント2008春号」に掲載された春のなげいれです。

冬の間に貯めこんだ命のエネルギーを一気に出し切る春。新しい命の力強さを表すなげいれは上に向かっていくように花をいれていきます。

空へ、空へ、大空へ向かって。生き生きと輝く命。
色も花の三原色。赤、黄、緑でまとめます。

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ベストフラワー2008春号に掲載

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ベストフラワーアレンジメント2008春号の152~153ページの「知っておきたい投げ入れ基本テクニック」のページに取材協力をしました。

本誌に長澤からのAdviceとして載せていますが、自分の感情を出せるのがなげいれの面白いところ。楽しんで花をいけてみてください。

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無心に花と向き合う

Coco_080208 4年前の今頃は「なげいれ」と出会ってまだ数ヶ月。「こんなに面白くて楽しい花があったんだ」と夢中で花と向き合っていたのが懐かしい。

それに比べて最近は日々の忙しさに追われるばかり。純粋に花と向き合うことが少なくなった。

そこで久しぶりに自分のために「なげいれ」をしてみた。レッスンのためでも、展示会のためでも、撮影のためでもない。自分と向き合うかのように花と向き合う。

4年前になげいれの先生が最初で最後(たぶん)に手放しで褒めてくれたときの思い出の花器をつかってみる。

無心で花と向き合っていた、あの頃の感覚がよみがえる。

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